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◇ロジスティクス戦略策定

 市場競争優位を達成するためのモノの流れ、情報の流れ、及びモノの供給源から需要に応答するのに要する時間で構成される「ロジスティクス」をどうデザインするか、そして現状とあるべき姿のギャップ解消計画がロジスティクス戦略です。
 
 ・戦略策定プロセス
   現状の図示表現>>問題点洗い出し>>あるべき姿図示>>課題設定>>計画の立案>>戦略マップ完成



◇最適拠点計画

  最終顧客が必要なモノを必要な時に必要なだけ最小コストで得られ企業競争力を最大化する拠点配置、ネットワーク構成、拠点オペレーション設計等の総合計画です。

 ・計画プロセス例
   経営戦略>>物流戦略>>物流ネットワーク構想>>コンポーネント計画(物流サービス・情報システム・物流拠点設計・輸配送網設計・在庫管理システム設計)>>最適拠点計画完成



◇輸配送ネットワーク構築/輸配送システム改善

  顧客、商品、サービスレベルなど必要要件を満たし、なおかつコスト最小、環境負荷最小を目的とし輸配送ノード、モード、リンクの最適解を追求するもので物流課題の重要テーマです。
 
 ・構築プロセス例
   商品特性/形態洗い出し>>拠点・納品地所在地及び距離/輸送重量・容積洗い出し>>輸配送ルートシミュレーション>>拠点コスト/輸配送コストシミュレーション>>ネットワークダイヤグラム完成



◇3PL/物流業者選定

  業者選定はともすれば見積価格のみに目がいきがちですが自社の商品特性を理解する力、継続して改革を続ける力をどれだけ持っているかの方が重要です。そのためそれだけの目利きがポイントになります。
   
 ・選定プロセス例
  候補業者ピックアップ>>業者面接(コンペ方式もあります。)審査>>決定>>契約



◇環境課題のとりくみ

  改正省エネ法の施行もあり否応なく取り組まなければならない課題です。自らの環境負荷を低減することは企業の責務でもあり社会的評価尺度ともなっています。特に物流分野のとりくみ課題を的確に進めなければなりません。

 ・環境課題とりくみプロセス例
 物流分野の環境ツールの読み込み>>数値把握>>書類作成>>目標値設定>>削減策実施



◇物流分析
 
  企業全体の物流概要をヒアリングと目視により概要を把握、分析する概要調査と、実態を細かく数値調査やフロー調査を行う詳細調査があります。いずれにしても調査の目的を明確にし多面的な角度からの分析が必要です。

 ・分析プロセス例  
  分析目的の検討設定>>最適調査方法設定>>調査>>報告>>課題設定


 

◇物流コストマネジメント

  他社の物流コスト計算の方法を知っている企業は少ないのでないでしょうか。多分、すべての企業で独自の計算を行っているはずです。作る場所、扱うモノ の形や量、お客様の所在の仕方などどれ一つとして同じではないこともあります。ベンチマークをしようにもしょうがないのです。そこで自社でしっかりと自社 評価をしうるコスト計算をしなければなりません。 又、コストマネジメントはコスト算出の方法や算出された数字をただ見るだけのことではありません。コス ト算出されたデータを用いてコストの発生するしくみを変えるマネジメントサイクルです。このようなマネジメント手法を構築し改革してください。

 ・マネジメント
  物流概要分析>>コストマネジメント各種ツール設計>>調査分析>>改善>>検証



◇物流ABC(Activity Based Costing)

  物流コストをABC(活動基準原価計算と訳されています)という手法で活動単位ごとにコストを集計した後、製品や得意先、部署別など目的別に集計する 方法です。特徴として適正なコスト情報を提供できることで謝った意志決定に導くことが減少すると言われます。又、顧客に提供する価値とコストの関係を明ら かにでき対策が容易になります。そして単に原価低減だけでなく利益になりうる源泉を発見し利益の増大を図ることができます。
  SLogiOの物流ABCはコスト構造を明らかにしどこに対策を打てばいいのかを誰でもが共有できるもので改善のマネジメントサイクルの中で有効に活用できるものです。

  ・ABCプロセス
   対象簡易診断>>算定目的決定>>実施方法確認>>調査(フローズ作成・アクティビティ抽出・定義書作成・ データ収集方法策定・処理量調査・処理時間調査・経費調査)>>コスティング>>分析>>マネジメントサイクルへ


◇顧客満足度分析

  顧客満足度はサービスパッケージと密接な関係がありロジスティクスコストともトレードオフの関係にあるとも言われています。その一方で同じパッケージ でもムダなコストを要しているものもあれば最小コストで最大満足度を得ているものもあることも事実です。又、競合とのベンチマークで差が明らかになること もあります。
  いずれにしても競争優位戦略を立案する中で提供サービスがどれくらいの満足度を得ているのかを調査分析することは大切なことです。

  ・顧客満足度調査プロセス例
   顧客サービス要素の洗い出し>>調査アンケートの作成>>調査の実施>>調査結果分析>>顧客サービスパッケージの策定>>ロジスティクス戦略への展開


◇在庫量/在庫日数
  
  ワインやウイスキーなどのようにいわゆる熟成期間を経て商品価値ができあがるもの以外では仕掛かり在庫をもなくすことが理想であるというのが今日では 常識的考えになっています。しかしながら現実問題として工場、完成品倉庫、トラックの中、配送センター、小売店頭の在庫はそれなりの存在理由を持っていま す。要は売れないもの、売れる以上のもの、生産能力以上の在庫などが問題になります。需要を予測しそれにタイミングを合わせ生産し顧客に届けることは不可 能に近いことも事実です。そこでどこでいくらの在庫を持つかが検討されます。多くの場合在庫総量で語られることが多いのですが最終顧客の望むものは単品で すからそれぞれの品物がいくら在庫としてあり生産はどういったタイミングでどれだけ作れるのかまで検証したなかで「在庫量と在庫日数」問題が検討されなけ ればならないでしょう。

  在庫量/在庫日数の検討プロセス
   アイテム別在庫量・生産量・需要量可視化実現>>安全在庫量検討>>日々変動在庫量確定


◇オペレーション改善/改革

  改善はスタッフが頭で考えて行わせてもうまくいかないのが普通です。現場を外部から客観的に見て改善個所を調査すると少なくとも3割程度は改善効果が 予測できます。多くの失敗はここにあります。なるほど、ここに手をつければ一時的に効果は現れます。しかし、すぐ元に戻ることが多いのです。現場の人が必 要性を感じなかったりひどい時には変えたつもりが混乱の温床となることもあります。ある程度の時間をかけ現場力を高めていくのも一つの方法です。又、やり やすいところだけでなく困難と思われるところも手をつけることが大切です。

  改善/改革のプロセス
   現場の中身を知る(ムダな作業、付加価値を生まない作業、正味作業)>>作業再配分(工数低減・作業改善・設備改善)>>改善実施>>継続的改善>>現場力向上>>原価低減



◇ロジスティクスマネージャー育成/中堅社員教育/初級社員教育

  ロジスティクスマネージャーには顧客を理解すること、経営的視点を備えること、情報やモノの流れを理解すること、ロジスティクスの専門知識を高めるこ と、そしてマネージメント力が要請されます。できればJILSの物流技術管理士講座などを受講しひととおりの知識は身につけておくことが必要でしょう。そ の上で定期教育と日々の業務の中で育成することを心がけるのがポイントです。SLogiOではこの育成研修も重点提供サービスとしています。
  中堅社員にはオペレーションレベルの基礎教育とマネジメント教育を提供します。初級社員研修ではロジスティクス基礎知識と最終顧客を見る目やチームワーク、自己啓発などの教育を用意します。

  ・育成メニュープロセス
   育成目標設定>>計画シート作成>>研修会実施>>個人別フォロー>>研修会実施>>成長


◇セミナー企画・運営・講師受託・執筆

  ロジスティクスコストマネジメント、物流ABC・ABM、経営とロジスティクス、顧客起点発想、トピックステーマほか

  受託プロセス
   テーマご相談>>内容調整>>実施>>反省


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最終更新日 : 2010/12/11